整理整頓をするには、モノを「出す→分別→分類→収納」の順番を守るのがポイント。
しかし、分類といっても具体的なコツや方法がわからず、片付けが手につかない人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では「モノを整理する際の順番と分類ポイント」をご紹介します。
職場や家庭でも活用できるので、片付けに苦手意識のある人はぜひチェックしてみてくださいね!
もくじ
整理をする際に押えておくべき「順番」
Step1.いざ整理をしようにも どこから手をつければいいかわからない場合、まず「モノを出す」ところからはじめてみよう。
引き出しや食器棚、クローゼットなどどの場所でもスタートは同じ。
限られた収納スペースのなかに、すでに溢れかえっているモノを収めようとするから、難しく感じるのです。
一度、すべてのモノをテーブルやほかの広い場所に出してみると、次のステップに進みやすくなりますよ。
モノを出したら、次は分別です。
Step2.分別をする際は、1年以上使っているか・使っていないかで忖度なく分けてみよう。
例えばクローゼットに収納されていたトップスを分別するとしましょう。
夏物と冬物の分別は置いておくとして、1年間でそのトップスを着用したか、1度も着ていないかを思い出してみてください。
半年や1年といった数字を明確にするだけで、分別のスピードはぐっと上がります。
1年着ていないのであれば今後も着用する予定はないと思われるので、このタイミングで思い切って捨てちゃいましょう。
また、「〇〇さんからのプレゼントだから…」「〇〇さんからもらったモノだから…」などと他人を想像して、手放すのをためらうのは要注意。
これを考え出すと、いくら基準を設けていても分別が上手く進まなくなる可能性があります。
必ず、忖度なしで判断をしてくださいね。
Step3.利用頻度の優先順位を決めて分類し、収納しよう。
分類時に必要なのは、優先順位です。
まずは、あなたの生活の基準が何になっているかを考えてみてください。
仕事・子ども・家事など 人によってさまざまだと思いますが、「仕事>家事>お出かけ」の順で優先したいとしましょう。
加えて、トップスを引き続きの例として挙げるのであれば、引き出しタイプのケースに収納する際は、仕事用のトップスを最優先として1番出し入れしやすい手前にしまうのがポイント。
次に優先順位の高い家事をするためのトップスは、手前から2番目に入れてください。
クローゼットのポールにハンガーを使って掛けるのであれば「右→左」の順に並べるのが取り出しやすくておすすめです。
人は利き手側からモノを取るといわれているので、左利きの人は反対に「左→右」の順で収納しましょう。
モノが捨てられない人は捨てやすい環境を作る
上記でも「分別」についてコツをお伝えしましたが、捨てるクセがついていない人は、分別をしても通常の収納場所とは異なる、別の場所で保管をするケースがあります。
もちろん、気が変わる場合もあるので保管をしておくのが悪いことだとはいいません。
しかし、半年や1年とシーズンが変わってもズルズルと残してしまうのはよくないので、こちらも1週間や1か月と保管期限を決めておくのがおすすめです。
おすすめは1週間!
1か月以上残すと、忘れてしまう場合があるので注意が必要です。
リサイクルショップやフリマアプリを活用してみる
保管期限が過ぎたモノは、リサイクルショップやフリーマーケットアプリに出してみましょう!
フリマアプリだと、メルカリやラクマなどが有名どころ。
どうせ捨てるのであれば、少しでもお金になる手段を選んでみてもよいでしょう。
ネットで出展して発送するのが億劫な人や忙しくて時間がない人は、最寄りのリサイクルショップへ持ち込むのがGOOD!
見積りだけでもOKな店舗や、すぐに査定を出してくれる店舗が多いので、気軽に試してみてくださいね。
【応用編】書類整理にも「分類」を活かそう!
基本的に「出す→分別→分類→収納」は家庭内で実践できる整理方法ですが、応用すれば職場やテレワークの環境下でも活用できます。
応用時に重視するポイントは「アイテムを使う」こと。
使いやすいものとしては、穴あきファイルや透明ファイル、ジャンルごとに収納できるファイルやボックスがおすすめです。
連絡先や企業ごとにファイリングをして、見る頻度が高い順に収納しましょう。
また、見やすさをUPさせるのと同時に、捨てやすさをUPさせるのもポイントです。
仕事用なので捨てられない書類も多いかと思いますが、最近だと簡単にデータ化してパソコンなどのモバイル端末にバックアップが取れるので、紙の書類は思い切って捨ててしまうのも1つの手ですよ。
整理に必要な「分類」と順番のまとめ
今回は「モノを整理する際の順番と分類ポイント」についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
不慣れなうちは整理整頓に対する苦手意識も強くなりがちですが、何事も実践あるのみ!
上記でお伝えしたコツを、ぜひ有効的に活用してみてくださいね。
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